ライブや夏フェスで楽しんですっきり!したはいいのですが、翌日どうにも何故か具合が悪い、体が痛かったりする、ということが起こることがあります。
そのようなときはどうしたら良いのでしょうか。
どこに受診しに行けば良いのか、症状別の目安を解説します。
そのようなときはどうしたら良いのでしょうか。
どこに受診しに行けば良いのか、症状別の目安を解説します。
まず、基本は素人判断をしない、早めに病院に行き専門家である医師に診てもらうということです。
特に夏フェスや大型ワンマンのような長時間の野外会場でのライブ参加の場合、非常に過酷な環境ですので、暑さによる疲労など色々なダメージが体にきています。
実はライブ遠征とは関係ない病気の体調不良という場合もありえます。
特に夏フェスや大型ワンマンのような長時間の野外会場でのライブ参加の場合、非常に過酷な環境ですので、暑さによる疲労など色々なダメージが体にきています。
全国から多数の人が来ている環境なので、感染症をもらうこともあります。
実はライブ遠征とは関係ない病気の体調不良という場合もありえます。
きちんと専門家である医師に実際の様子を見てもらい、早い目に治療しておかないと後で重大な結果を招く危険もあります。
どんな症状であろうと、プロによる早期診断早期治療が何より大事です。
また、夏フェスやライブに行きました、ということは絶対正直に言いましょう。
どんな症状であろうと、プロによる早期診断早期治療が何より大事です。
また、夏フェスやライブに行きました、ということは絶対正直に言いましょう。
会場内で気分が悪くなったことがあったり、ヘドバンを激しくしていたり、ぶつかったりといった思い当たることがあれば申告しましょう。
特に救護所で手当を受けた人は、必ず申告しましょう。
医者はエスパーではありませんので、状況がわからなかったりごまかされると誤診の元になり、適切な手当が受けられないことがあります。
医者はエスパーではありませんので、状況がわからなかったりごまかされると誤診の元になり、適切な手当が受けられないことがあります。
遠征先で病院や治療院にかかった時はそのことも言っておきましょう。
お薬手帳に記録があれば尚良いです。
具合が悪くても、どんな病院に行けばいいかわからないこともあります。
基本は怪我や打ち身をしていれば整形外科、耳鳴りがするなら耳鼻科、かぶれや湿疹・虫刺されは皮膚科です。
「我慢できないこともないが症状が出ていて辛い、痛みがある」と言う場合は、症状に応じた診療科の市中のクリニックで構いません。
ただし、受診はなるべく早く行くことが大事です。
では、症状別にどうしたら良いのかを解説しましょう。
頭痛や激しい寒気がしてどんどんひどくなるとき、とくに素人判断は絶対に禁物です。
痛みが今までにない感じの時も気をつけましょう。
夏の場合は熱中症の後遺症が続いていたり、最悪の場合脳卒中を起こしかけていることがあるからです。
夏の場合は熱中症の後遺症が続いていたり、最悪の場合脳卒中を起こしかけていることがあるからです。
ライブ会場における熱中症とその対策
もちろん、ただ疲れているだけ、ということもありがちですがそれはそれなら良いのですから、特に頭痛や吐き気、寒気がしている場合は即病院に行きましょう。
脳卒中は「脳卒中専門外来」を設けているところもあります。
そういった科が近くの病院にない場合、脳外科や神経内科などに行きましょう。
脳卒中系の場合、とにかく手当は1分1秒でも早くしないと命に関わったり、重い後遺症で今後のライブ参加どころでなくなる可能性が高いです。
もちろん、ただ疲れているだけ、ということもありがちですがそれはそれなら良いのですから、特に頭痛や吐き気、寒気がしている場合は即病院に行きましょう。
脳卒中は「脳卒中専門外来」を設けているところもあります。
そういった科が近くの病院にない場合、脳外科や神経内科などに行きましょう。
「頭痛外来」を掲げるクリニックもありますので、「なんとか我慢できるくらいだけど頭痛がきつい」ならそちらに行くほうが早いです。
もしガンガン今まで感じたことのない激しい頭痛のする場合、半身が変にだらんとして片手が動かない、歩きにくい時はすぐに救急車を呼びましょう。
もしガンガン今まで感じたことのない激しい頭痛のする場合、半身が変にだらんとして片手が動かない、歩きにくい時はすぐに救急車を呼びましょう。
脳卒中系の場合、とにかく手当は1分1秒でも早くしないと命に関わったり、重い後遺症で今後のライブ参加どころでなくなる可能性が高いです。
どちらにしろ、まず激しい頭痛や「脂汗がダラダラ止まらずキツい」など今までに感じたことのない激しい症状の場合「脳に何か起きていないか」と言う可能性からチェックしていきましょう。
上記のような激しい頭痛でなく軽い頭痛の場合、疲れていたり風邪をひいているだけのこともあります。
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肩こりを拗らせて頭痛(いわゆる「緊張性頭痛」)になっている場合もあります。
熱中症の後遺症で頭痛が残っている場合もあります。
軽い後遺症に止まる場合、点滴をするだけで済むこともありますし、肩こりが原因なら湿布や電気治療になることもあります。
調べてみないとどれかはわかりませんので、素人判断しないで病院に行くのがどちらにしろ大事です。
整形外科なのか内科なのか脳神経外科なのかわからないことも多いと思いますが、「頭痛外来」というのを設けたクリニックもありますので、まずはそうした病院があれば行ってみましょう。
「頭痛専門」をうたったクリニックが近所になければとにかく内科か整形外科でも脳神経外科でも構いません。
とにかくまずはプロである医師の診断を仰ぐのが大切です。
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爆音ライブでスピーカーの近くにいたりすると、耳がキーンとなることがあります。
一晩休んでも耳鳴りが治らないとか、耳の聞こえがなんか悪いと感じたらすぐに耳鼻科でみてもらいましょう。
「騒音性難聴」というものになっている可能性があります。
これも早めに手当てして投薬すると治る事がありますので、翌日おかしかったらすぐ行くことが大事です。
結構スピーカーの爆音で難聴になってしまった人は多いので、ライブに行って耳がおかしい、ということは正直に言いましょう。
一晩休んでも耳鳴りが治らないとか、耳の聞こえがなんか悪いと感じたらすぐに耳鼻科でみてもらいましょう。
「騒音性難聴」というものになっている可能性があります。
これも早めに手当てして投薬すると治る事がありますので、翌日おかしかったらすぐ行くことが大事です。
結構スピーカーの爆音で難聴になってしまった人は多いので、ライブに行って耳がおかしい、ということは正直に言いましょう。
手当が遅れると本当に聞こえなくなってしまうこともありますので、ライブの翌日まで耳鳴りが続いたらすぐに耳鼻科へ行きましょう。
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暴れ系バンドでヘドバンなどをやりすぎると、首が痛くなることがあります。
また、モッシュなどでぶつかったり、人の雪崩に巻き込まれることもあり、それで打ち身などの怪我をすることも有り得ます。
ホテルで泊まっていたり、夜行バスの車内で仮眠している時、寝違えて首を痛めることもあります。
激しい頭痛に及んでいる場合は、上記の熱中症や脳卒中とまぎらわしいので、まずは脳外科や神経内科、頭痛専門クリニックなどで受診して脳のダメージの可能性は低いと診断されてから、整形外科などに行きましょう。
また、モッシュなどでぶつかったり、人の雪崩に巻き込まれることもあり、それで打ち身などの怪我をすることも有り得ます。
ホテルで泊まっていたり、夜行バスの車内で仮眠している時、寝違えて首を痛めることもあります。
激しい頭痛に及んでいる場合は、上記の熱中症や脳卒中とまぎらわしいので、まずは脳外科や神経内科、頭痛専門クリニックなどで受診して脳のダメージの可能性は低いと診断されてから、整形外科などに行きましょう。
頭痛はさほどでもない時、首や肩だけが痛い時はまず整形外科です。
マッサージ治療院や接骨院に行く場合も、上記同様まず脳のダメージの可能性の有無を病院で診断してもらってからです。
また、首や腰はデリケートな部分ですので、民間資格のカイロや整体、リラクゼーションサロンに最初に行くのはお勧め出来ません。
民間資格だと知識や技術のばらつきが大きすぎるからです。
首の痛みをマッサージ系でケアする時は必ず「あんまマッサージ指圧師」「柔道整復師」のいずれかの国家資格持ちさんのいる治療院でやってもらいましょう。
マッサージ治療院や接骨院に行く場合も、上記同様まず脳のダメージの可能性の有無を病院で診断してもらってからです。
また、首や腰はデリケートな部分ですので、民間資格のカイロや整体、リラクゼーションサロンに最初に行くのはお勧め出来ません。
民間資格だと知識や技術のばらつきが大きすぎるからです。
首の痛みをマッサージ系でケアする時は必ず「あんまマッサージ指圧師」「柔道整復師」のいずれかの国家資格持ちさんのいる治療院でやってもらいましょう。
「国家資格」の表示がHPや店頭に出ているところがまず目安です。
動員の多いライブで混雑やモッシュに巻き込まれたり、移動中に重い荷物を持っていて手首を捻ってしまうことがあります。
この場合も、まず整形外科に行き、骨折していないか確認しましょう。
骨折していない場合も、腱を痛めている場合もあります。
特に普段の生活で手首を酷使しがちな人は遠征中の無理で一気に悪くなっていることがあります。
女性の場合、「ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」と呼ばれる手首の炎症を発症することがよくあります。
私も重いスーツケースを引いている時にうっかり手首を捻って発症してしまいました。
ドケルバン病やそのほか腱を痛めた場合、整形外科で注射や投薬、もしくは湿布や電気治療を受ける必要があります。
軽いうちなら出してもらった薬を塗り続けると治ります。
軽いうちなら出してもらった薬を塗り続けると治ります。
鍼灸院でも治療は可能ですが、まずは整形外科の方に行きましょう。
これは日焼けによる火傷、虫さされ、うるしなどの毒性のある植物によるかぶれなど様々な可能性がありますので、とにかく皮膚科に行きましょう。
ただし、体質によっては気候や服の布地などでのじんましんや湿疹、あせもの場合もありますのでやはりプロの診断を仰ぐのが大事です。
山間部の夏フェスでの虫さされの場合も、気がつかないうちに刺されて時間差で症状が出て来る場合もありますので、刺された覚えがなくても診てもらうことが大切です。
山間部の夏フェスの害虫対策について
ただし、体質によっては気候や服の布地などでのじんましんや湿疹、あせもの場合もありますのでやはりプロの診断を仰ぐのが大事です。
山間部の夏フェスでの虫さされの場合も、気がつかないうちに刺されて時間差で症状が出て来る場合もありますので、刺された覚えがなくても診てもらうことが大切です。
山間部の夏フェスの害虫対策について
虫、植物のかぶれの可能性を調べるために、「山間部の夏フェスに行きました」「フジロック行った」ということは最初に言っておくと良いでしょう。
夏の日差しの紫外線は目にもダメージを与えます。
また、大勢の人がいますから土ぼこりなどが知らず知らずのうちに目に入っていることもありえます。
めめ子と学ぶ 新・まるごと眼科入門:図解でナットク! 即実践! (眼科ケア2020年春季増刊)
また、大勢の人がいますから土ぼこりなどが知らず知らずのうちに目に入っていることもありえます。
強い風でまつげが目に入り、眼球に傷がつくこともあります。
とりあえずこれも早めに眼科に行って、目薬の処方などの手当をしてもらっておきましょう。
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喉が痛かったり鼻水が出ていたりと、風邪っぽい症状が出ていることもあります。
単なる疲れやホテルの部屋の乾燥で風邪をひきやすくなっていたりすることもありますが、やはり遠征先で何か感染症をもらっている可能性もありますので、早いうちに診てもらうに越したことはありません。
ただの風邪っぽいと市販薬で済ましてしまいたい気持ちになってしまうかと思いますが、軽いうちに処置してもらった方が良いです。
耳鼻咽喉科や呼吸器科に行って診てもらいましょう。
「ライブは楽しいのに、参加すると毎回体調がおかしくなる」という方もたまにいらっしゃいます。
このような場合も絶対素人判断せず、病院に行って検査してもらいましょう。
自分で気づかない病気が隠れていることもありますし、遠征先の生活習慣や食事が自分に合っていないこと、緊張などの心の問題という場合もあります。
人によっては気圧の影響を受けて体調が崩れる人、女性の場合だと生理周期やホルモンバランスの問題もよくあります。
人によっては気圧の影響を受けて体調が崩れる人、女性の場合だと生理周期やホルモンバランスの問題もよくあります。
他にも様々な原因があり得ますので、自己診断ではなくきちんと調べてもらいましょう。
「どのようなタイミングで体調が崩れるか」ということを、思い当たることは何でも申告しておきましょう。
「え?そんな事が」と思える事でも、プロの目で見るとここに原因があるとすぐわかることもあります。
治せるところは早くなおした方がライブも楽しめますし、日常生活の支障も最小限で済みます。