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夏フェスやライブの熱中症対策をしよう!

夏の暑い時期のライブで一番コワいのが熱中症。帽子をかぶっていても、猛暑の方がそれを上回ったりして、どうしてもかかってしまうことがあります。
定番の夏フェスでも、毎年幾人か搬送されています。

熱中症とは、いったいどういうものなのかをあらかじめ知っておく事が、かかってしまったときの対策としても大事です。
夏フェスの熱中症

熱中症はどんな症状になるの?

熱中症とは、暑さでおこる健康状態の悪化全般をさします。

なので、屋外のライブ会場だけに起こるとは限らず、気温の高い場所ならどこでもありえます。


「熱射病とどう違うの?」とお思いでしょうけど、熱射病は熱中症の中の1つです。

熱中症とはどのような症状が起こるものなのでしょうか。

まず最初はだるさから始まり、悪寒がしたりしてきます。
そして以下のような症状が起こってきます。

<熱疲労>
・悪寒がし、吐いたりする
・頭痛がする
・頭がまわらない感じがして、考えがまとまらない

<熱痙攣>
汗でミネラルが抜けることで起こります。
・筋肉がつる、痛い、痙攣する

<熱射病>
・ふらふらして反応がにぶくなる
・意識を失う
・体温が高い

私が熱中症にかかりかけたときは、汗がだらだら「なんかヤバいな?」という感じでで出だして、心拍が不自然にバクバクしてきました。

「これは絶対まずい」と思ったので、予定を切り上げてすぐに冷房の効いたバスに乗り込み宿へ向かったので事なきを得ました。

その他にも、まだ軽度で自己判断できる「ヤバい域の熱中症になってきている」ポイントとしては「塩を舐めた時にしょっぱさを妙に感じない」です。
ミネラルがだいぶ抜けて来ていますので、塩飴を舐めて、日陰で水分をとり暫く休みましょう。

これはまだ動ける軽度のうちですので、上記のような症状が出ているときは既に判断力が低下したりして自力で本人が動けないときもあります。

早めに手当てしないと後遺症が出てライブに行くのにもままならなくなったり、最悪命にかかわります。

熱中症の予防の基本とは

予防としてのまず大原則は

・帽子をかぶる

夏フェス会場では日傘がさせませんので、これは絶対必要です。


・食事をきちんととる
まともな食事をしていないと、熱中症にかかりやすくなります。
バランスの良い食事を心がけましょう。


健康上の理由で塩分を制限されている人は、かかりつけのお医者さんと相談しましょう。


・水分をとる
カフェインなどの利尿作用成分が無い、ミネラルウォーター、麦茶、スポーツドリンクのいずれかを少しづつ飲んでおくのがおすすめ。
目安は1時間ごとにコップ1杯くらいです。

一気にドリンクをたっぷり飲むとお腹がごぼごぼになってかえって苦しいです。

日帰りのフェスやスタジアムライブで、座席指定制であれば魔法瓶にキンキンに冷やした麦茶か凍らせたペットボトル飲料を入れて持ってきましょう。


水を飲むのは塩分摂取とセットで行わないと、ミネラルバランスが崩れ水中毒になることもあります。
持病などで塩分を制限されている人は主治医とよく相談して対策を考えましょう。

上記の基本のほかに、前日はしっかり眠る、深酒はしないなど体調を整えておきましょう。

また、フェスではお目当てがたくさん出るからといってあれもこれもと欲張って回るのではなく、「絶対に日陰に入って休憩する」という時間を何回かはさむことをおすすめします。

休憩時間の間には、濡れたタオルで脇や太股、首筋などの動脈が走る場所を冷やしたり、扇子で煽いだりしてこまめに体温を下げましょう。

フジロックだと川に降りて涼めるスポットもありますので、まだ何ともない、元気なうちに行って涼んでおくといいでしょう。


ライブ遠征やフェスの体調管理

そして睡眠をしっかりととること、血行をよくすることが大事です。
ホテルや民宿をとっている人は、できれば湯船に入りしっかりと血行を良くしてから眠りましょう。

熱中症はどんなときに起こる?

基本的に、熱のこもる場所でしたら屋内だろうと屋外だろうと起こります。

なので、何も真夏だけではなく、秋口や春の少し涼しいときでも、人が密集して盛り上がりすぎて熱がこもってきたら発生することはあります。

気温的には26度を越えると一気に熱中症の発生率が上がります

なので、全国どこでも7〜9月は確実に熱中症の危険があると思って対処しましょう。
早い時期ならGW前にも真夏日になることがありますので、対策が必要です。

25度でも、激しい運動をすると起こる事がありますので、暴れ系ライブや、狭いハコでソールドアウトの動員でしたら外気温が23度越えたら対策を強化して臨みましょう。

また、ニュースで頻繁に取り上げられる暑い地域への遠征時は特に気をつけましょう。熊谷などが代表格ですね。
油断しがちですが東北もフェーン現象がおきますので山形などは暑いです。

また、夏の期間が長い地域である鹿児島、熊本、沖縄、宮崎では5〜10月は夏と思って対策しましょう。

こうした地域では、ライブ前の暇つぶしもなるべくクーラーのきいた屋内にいることがおすすめ。

会場近に宿が取れるのでしたら、少々高くなってもチェックイン時間の早い宿を選び、冷房のきいたホテル内で開場列を作るまで待ちましょう。

予算に余裕があるのでしたらレイトチェックアウトして、1時間でも屋内に居られる時間を確保しましょう。

ライブ中の熱中症の応急手当

ライブ会場内で熱中症ぽいなと感じた場合、自力脱出できる体力が残っていそうならすぐ場内を出ましょう

屋内会場であればロビーなど休めるところに行き、水を飲み休息をとりましょう。

そして、体力が多少残っているなら、首筋や太股などを煽いだり濡れタオルやアイスパックで冷やすなどし、体温を下げましょう。

汗やふらつきの他にも、ちょっと考えがまとまりにくいな、とか普段しないミスを頻発しだしたら用心して早めに手当をしておきましょう。
軽度の兆候のうちに手当をすれば、大事に至らないこともあります。

オールスタンディングの場合、その人ごみの中にいたら確実に悪くなるだけです。もう自力で出られそうにないときは、周囲の人やスタッフさんに引っ張り出してもらいましょう。

また、自分の近くに何かふらっとしてヤバそうな人がいるな、と思ったら即スタッフさんを呼び、助けてあげましょう。

そして屋外であればとにかくすぐ日陰に移動、冷房が効いた休憩場所があるならそちらに逃れましょう。

自力で水が飲めるなら飲み、動脈の走っている首、太股を中心にして冷やしましょう

ミネラルが抜けていると水だけ与えてもだめなので、塩をなめさせるか、スポーツドリンクを飲ませましょう。

熱痙攣のときは生理的食塩水を飲ませたり、塩をなめさせるのも大事です。
頭痛やふらつき、嘔吐などが出ている場合はすぐに救急搬送を依頼した方がいいです。

家族や友人と一緒にフェス会場を回っているときも、どうも相手の受け答えがおかしい、会話が成り立たない、なんかぼけーっとしていると感じたら熱中症の可能性があります。

とにかく日陰に連れて行って体を冷やして水を飲ませ、受け答えができているかチェックしましょう。

言動がおかしい、表情がうつろ、唇が紫と感じたら即救急車を呼びましょう。
大手フェスでは会場自体も広く人が多いため、救急車が到着するまでどうしても時間がかかります。まして夏休みの間は何かと渋滞しがちです。

様子がおかしいと思ったら早めに呼ばないと手遅れになりかねません。
救急車が到着するまでの間も、日陰で休ませて脇の下や首筋などを煽いだり冷やしたりしておきましょう。

自力撤退にしろ人の手を借りるにせよ、「あー折角ライブ盛り上がってるとこで勿体ないな」「別に大丈夫じゃね?」という考えは捨てましょう。
命がまず何よりも大事です。



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テントで寝るときの熱中症対策

キャンプイン夏フェスでも、フジロックのような高原フェスやライジングサンのような北国でしたら、まだ夜間にはある程度気温が下がるのでマシです。
(ただ、温度差で調子を崩す人も多いですが)

しかし、ロッキンオンフェスのような真夏の平野部でのキャンプでしたら、夜間の気温もあまり下がりませんから暑さ対策も大事です。

防犯面から考えるとテントの扉を開け放すわけにもいかないのが悩ましいところです。
携帯サイズの扇風機などを持って行って、テントの中の湿気を少しでも逃がすことも大事です。


暑いところでは脳卒中の危険も!

暑い場所では、熱中症だけじゃなく脳卒中の危険も実は増すのです。

水分が抜けることにより、血がどろどろになって固まり易くなるからです。

年齢に関係なく起こる可能性があり、また熱中症の症状とまぎらわしい上に一刻も早い手当をしないと生命の危険、一生ものの後遺症の危険もありでとても危険です。

なので、どちらにしろライブ会場でふらつき、激しい頭痛、吐き気、寒気がした場合は即時救急車を呼びましょう。
唇が紫色になっているのも、血流が滞っている危険なサイン。

また、数日後に症状が出る場合もありますので、暑いライブ会場から帰って数日以内に上記の症状が出た場合もすぐに病院へ行き、激しい頭痛の場合はすぐに救急車を呼びましょう。

大事でなければそれで良いのですし、もし万一脳卒中としたら、早めの手当が出来るか否かで後遺症の残り具合も大きく左右されます。

もし脳卒中を本格的に発症してしまうと、手当が遅ければ遅いほど、無事に命が助かってもリハビリ期間が長くなる可能性が大きいですので、とにかく対応は一刻も早くが肝心です。

ライブ後日の体調異変の対策はこちら


予防の一環として、血のどろどろを予防するためにも血行をよくすること、「血液サラサラ」によいものを普段から食事にとることも大事です。
たまねぎが特に夏の時期は旬でもありますしおすすめ。

宿での朝食ブッフェではたまねぎサラダなどをとりましょう。

秋になってからでも熱中症は注意!

9月以降になり、だんだん涼しくなっていっても熱中症には気をつけないといけません。

暦の上では秋でも,9月初旬のOTODAMAやSunset Liveはまだまだ真夏に近いです。

少し涼しくなっても油断は禁物。

7〜8月の猛暑の疲れが体にたまっていて、気温がちょっと上がると熱中症を起こし易い状態になっていることがあるからです。

また、上記に書いたとおり、夏の期間が長い地域もありますし、自分の地元がすっかり秋だからといって油断して九州などに遠征すると大変なことになります。

9月いっぱいは用心して熱中症対策をしましょう。

上記のような猛暑地域では10月中は用心です。
東京だと、日比谷野音のような野外会場での秋ライブでも十分気をつけましょう。

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