税込8000円以上のお買い上げで送料無料

ムーンライトながらをライブ遠征に使うには

18きっぷで関西〜関東移動となると一度は聞いた事があるであろう名前。
学生夏休みや冬休みの格安長期遠征に助かる、臨時のJR夜行快速列車です。

コミケやライブ遠征の予算節約用にも人気の路線ですが、どのように使ったらよいかを解説します。

ムーンライトながらの使い方基本

運行日はだいたい18きっぷのシーズンと重なりますが、随時発表されます。
区間は東京〜大垣の間。現在は全席指定になっていて、指定券は1ヶ月前から販売されます。

特急扱いではないので、普通乗車券+指定券で乗ります。

おおむね18きっぷで行く事になりますが、片道5千円足らずで東京〜関西間を行けますからとてもお得ではあります。

なので、ライブ遠征をはじめとした格安旅行に人気です。

ムーンライトながらがライブ遠征に便利な点

ライブ遠征という点で特に便利なのは「発車時間が遅い時間」ということです。

「ながら」は東京発だと23時台に出るので、仕事が終わってから乗る人も銭湯でひとっ風呂浴びてから乗れますし、お住まいの場所によっては家に寄ってシャワーを浴び着替えてこれる場合もあります。

夜行バスに間に合わない人も乗れるこの時間帯がライブ遠征にはとても便利。

ツアーの渡り歩き中の場合、東京でライブを見た帰りにも間に合います。

終演の時間にもよりますが、駅に近い渋谷や原宿あたりの会場なら22時までに会場を出られるようでしたら十分間に合うでしょう。
新宿や池袋だと少し遠いので平日は微妙ですが、週末などの終演早めのライブなら大丈夫でしょう。

また、大垣発の方から乗る場合も、名古屋を23時台に発車しますので、これも仕事帰りやツアーの渡り歩き中に便利です。ELLやハートランドあたりなら、22時に会場を出られれば十分間に合います。
ミュージックファームだと21時台にはなんとか出ておいた方がいいでしょうね。

岐阜駅にも停車しますが、Club-Gや岐阜市民会館は岐阜駅から少し距離がありますので、会場を最低でも22時に出るようにしましょう。

18きっぷ+ムーンライトながらの使い方

18きっぷは1日につき1枚しか使えませんので、普通に考えれば片道につき日付変更をまたいで2枚使うのかな?と思いがちです。



しかしそれはもったいないので東京発の場合は小田原まで、大垣発の場合は豊橋まで普通に乗車券を買い、0時になったら車内で車掌さんに18きっぷのスタンプを押してもらう、という使い方をしている人がほとんどです。

これなら、日付が変わって以降の1枚しか使いませんし、東京〜小田原、大垣〜豊橋の両区間とも運賃は2,000円ありませんのでその方が無駄が無いです。

とはいえ、関西かその西から移動してきて大垣で乗り換えてながらに、という場合でしたら京都以西からの移動の場合は18きっぷを2枚使っても損にはなりません。
そのあたりは自分の移動ルートを合わせ、どちらが得か考えましょう。


ながら移動のあと、18きっぷでどこまで行ける?

東京発で大垣から関西を経由してさらに西の方に向かう場合、大垣に6時前に着きますので、その日をまるまる移動日に当てられるのでしたら、新快速や鈍行の乗り継ぎでも結構遠くまで行けます。

例えば朝そのまま大垣から乗り換えを繰り返して行くのでしたら、昼頃には岡山につけますし、16時前には広島に、18時頃には徳山に着けます。中には九州まで移動する強者さんもいます。

一応参考までに書いておきますと、大垣からながら下車後すぐに新快速+鈍行で移動して、なんとか最大限で1日で到着出来る範囲は佐賀駅(23:30前後着)が限界です。熊本はものすごくうまくいって超ギリギリ、といったところ。
山陰でしたら出雲市駅に20時前、四国なら高松に16:30前後、松山に22時過ぎ、徳島に19時ですが、高知は鈍行では無理です。

とはいえ、現実的に体力面を考えると余程旅慣れて丈夫な人でないと、岡山以西への1日内での移動は相当きついでしょう。
新快速は長くても姫路までですので、それより西だと乗換も何度かありますので寝過ごさないようにしないといけません。
また長期渡り歩き中でも、ながら移動とバス移動を連続すると相当しんどいことになると思います。

体力的なところを考えると、誰にでもおすすめはできませんので、ながらデビューの人は関西圏内の移動の範囲に限って考えた方が無難です。

ムーンライトながら車内での過ごし方

現在の「ムーンライトながら」はやや古めの特急用車両を使っています。

夜行とはいえ、座席は寝台ではないのでリクライニングする程度ですので、横になるという感じではありません。
夜行バスと違って消灯はされませんので、こうこうと車内は電気がついていて、暗くないと眠れない人にはきついでしょう。
なので、旅慣れた人だとアイマスク、エアクッションなどを持参する人もいます。

エツミ トラベルアイマスク 迷彩ブラック VE-6829 【×5セット】 - 夏フェス用品ショップ フェスクラブ

ただでさえ眠り難い環境ですので、車内ではおしゃべりはせず、静かにしましょう。

また、個室ではありませんし、ロッカーもありませんので盗難防止などは完全に自己管理です。
荷物は足に挟むなりチェーンを付けて手に絡ませておく、財布の入ったポーチはお尻に敷くなどしましょう。

また、全車禁煙になっています。

ながら+18きっぷ利用にあたっての注意

上記を読んでいただけば解る通り、眠り辛い環境での移動ですし、
終点にも5時台についてしまうので、睡眠が十分でないままホームで待つ寒い冬などはとても大変です。

安くはあがりますが、基本的にとても体力を使う移動、ということを頭においておきましょう。

ライブ遠征に備えての体力作り

関西方面へ乗り継いで移動する場合、大垣で乗り換えて米原でまた乗り換えて、というかたちになることが多いです。
大垣〜米原区間は冬には雪深い地域で、特に米原駅近辺はもう北陸よりの気候ですので冬の早朝はとても寒いです。

米原駅にも寒さを避ける場所が多いとはいえませんので、特に冬期に東京から関西移動で利用する場合は防寒対策をしっかりしていきましょう。

また、お得に行ける路線なだけにライブ遠征以外にも利用したい人は当然多く、特に夏のお盆前後と年末にあるコミックマーケットの時期に取るのは至難の業です。

季節的にもキツい時期なので、旅慣れない人は最初からコミケの時期のながら狙いはあまりおすすめできません。
お盆時期は暑いですから、体力面を考えてながらを使う時期はもう少しずらした方がいいです。

カートに入れる

ライブ遠征の基礎知識

夏フェスを楽しくまわるために

支払い方法
領収書について

お支払い方法により異なります。

詳しくは「支払い方法について」

配送
配送料について
配送料は一回のご注文につき、一律550円となっております。
ご注文合計金額が税込8,000円以上の場合および送料無料商品を含む場合は、送料無料でお届けいたします。
ただし、沖縄、離島など一部の地域は別途送料が必要となる場合があります。
その際は、ご注文確認画面に注意書きが表示されます。
※一部直送商品はご注文後にメールで連絡させていただく場合がございます。
>> 詳しくは「配送について」