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ホテルが取り辛い時期を知っておこう!

ライブ遠征で困るのがホテルが取り辛いとき。

大都市でも、なかなか宿が取れず困ることがあります。
しかし、あらかじめ混みやすいシーズン、地域等を頭に入れておけば対策も立てやすいです。
どのシーズンが混むのでしょうか。
学会シーズン

決まった「混むシーズン」がある!

各地域やジャンルごとに「この時期は混む」と言う時期があります。

それを覚えておけばツアーやフェスの日程発表時にもいち早く動けますし全通半通する人は計画が建てやすくなります。

毎年「この時期がこの地域は混む」「この地域は宿のキャパが少ない」ということがはっきりしていることもあります。

そういった傾向はライブ遠征をこれからするのであれば予習しておいて損はありません。

地域ごとの混みやすいシーズン

まず宿の取れない時期の代表格といえばなんといっても繁忙期の京都です。

京都が特に混むのは桜の時期(3月末〜4月上旬)、紅葉(11月下旬〜12月上旬)、年末年始、GWです。

京都市内中心部は1年前からヤマをかけて抑えている人が多く、MUSEや磔磔といったライブハウスにアクセスの良い四条烏丸付近のホテルはかなり取るのが困難です。

そして夏フェスで宿が取り辛い場所といえば、フジロックの会場に近い苗場です。
フジロック会場からの徒歩圏内は相当の激戦になりますので、次善の策としては送迎のある越後湯沢地区の宿になりますがこれもモタモタしていると取れません。

特に1人遠征の人は雑魚寝相部屋しか取れないことが多いので、最初からキャンプの方がマシかもしれません
(これはこれで準備が大変ですが…)が、キャンプエリアもチケットが要るのでとにかく早く決めましょう。

もちろん他のロキノン等の大手フェスでも困難です。
ロッキンオンフェスでは土浦~水戸~日立エリアはほぼ埋まります。

意外と宿のキャパが足りない地域

大都市だったらたくさんホテルあるよね!と油断はしない方がいいです。

福岡市、大阪市、神戸市、仙台市は規模の割に意外とお手頃な価格の宿のキャパは少ない都市です。

大阪市は特に、ライブ遠征にはキツい価格帯の高級ホテル、治安やアクセスで問題がある場所を除くと客室数は都市規模の割にはそう十分とはいえません。


ドームクラスのイベントや大きめ学会があったり、GWの中日だとほどよい価格帯のビジネスホテルはあっという間に埋まります。

特に大阪はUSJの大きなイベントで混雑するときはかなりのものです。

こんな時期は残ったホテルも容赦なく値上げをしてきますので気をつけましょう。
男性だと関西では男性専用カプセルホテルがまだありますが、女性だと厳しいです。

成人の方ならラブホテルも視野に入れるか、どうしてもイヤなら財布には痛いですが我慢して高い宿を取るしかありません。



福岡市も宿のキャパが足りませんので、ドームライブがあると一挙になくなります。



学会シーズンは一気に混む!

多少の差はありますが、5月前後や10月前後は医学系、学術系学会が多いです。

特に医療系の総会クラスの学会だと、数千人規模の参加者が溢れ出ます。
参加するのは医師だけではなく、周辺の専門職やメーカーさんも居ますからね。

麻酔科などの総人口の少ない専門科でさえ、毎年5月の日本麻酔科学会年次学術集会には多いと1万人近い出席者があります。

これが内科系などの総人口の多い科だとさらにすごいことになり、2016年の大阪での透析学会は2万人の参加者がありました。

ホテルというものは意外と収容人数が無く、学会の会場になっているホテルではとても収容しきれず、周辺にあふれ出します。
最もキャパの大きい幕張のアパホテルも約3,000人程度しか収容できません。

上記にもある通り、神戸市は特に学会のとき三ノ宮付近のホテルが埋まりやすいので気をつけましょう。

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