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フェリーで船はどれくらい揺れる?

遠征でフェリーを使いたい方にとって、気になるのが船の揺れ。

どのくらい揺れるのか、船酔いの人には大丈夫なのでしょうか?
荒れる海

結構丈夫なフェリー用の船

ライブ遠征でよく使われる路線は関東〜北海道の太平洋側路線、北陸〜北海道です。


この路線のフェリーですと船体は大きめで、丈夫に作ってあります。
船は小さいものより大きい方が安定しやすいです。

特に日本海側を航行するフェリーは少々の波をものともしない丈夫さがありますし、波の高さが5m以上でも簡単に転覆はしません。

しかし、後述するようにやはり揺れの問題が完全に避けられるわけではありません。

海が荒れたらどうなる?

台風が直撃したりするのが事前にわかっている時は、もちろん欠航になります。

しかし、平穏に見えて出航したのちに急に海況が変わることもよくあります。

特に冬の日本海は時化ることも頻繁にあり、5メートルくらいの波は当たり前です。

太平洋側でも荒れる時は荒れます。

そんな時はもちろんデッキに出てはいけませんが、ひどいと揺れで船内を歩くのもままならないこともあります。
窓に大きな波がバンバン打ち付けることもあります。

海面の荒れが激しくなると、お風呂や食堂などの施設も停止になりますので船内で遊ぶこともできません。
落ち着くまで部屋で耐えているしかありません。

「そんな状況でも船出るのかよ!」と思われるかもしれませんが、特に日本海をいくフェリーは荒れやすい海対応に丈夫に作ってあるがゆえに、多少の荒れでも平気で出航します。

ひどい時は波が7mに達しようかという予報が出ている時でも「一部欠航」だけで済まされ、出る便は出てしまうことも割によくあります。

「転覆しないから大丈夫ww」とは言っても、中にいればグラグラ揺れまくりますよね。

旅慣れない人や気の小さい人には十分不安になるくらいに揺れではあるのです。

おまけに強い波が窓に打ちつけて音も鳴りますから、慣れない人はやはり不安になってしまいます。

船酔いは大丈夫?

これに関しては、「人による」としか言えません。

体質でも酔う人酔いにくい人がいます。

短時間の遊覧船レベル、遊園地のゆるいアトラクションや車でも酔いまくる人はフェリー遠征はやめておいた方が良いでしょう。

船酔いは精神面にも左右されるので、「酔わないかな」とビクビクしていると余計酔いやすくなります。

怖がりな人はやはり冬の日本海や台風シーズンのフェリー移動はやめたほうがいいです。
新幹線や飛行機の方がマシでしょう。

もちろん、普段が大丈夫な人でも荒天時には酔う可能性は大いにありますので、必ず酔い止めは持っておきましょう。

海が荒れた時はどうする?

出航して沖に出たあとで荒れてしまった時はどうしようもありません。

とりあえず時化た海域を脱するまで耐えるしかありません。

揺れが大きくなったら、船内をうろうろしていると転倒の危険もありますし酔いも酷くなるばかりです。
船室に戻ってとにかく酔い止めを飲んで体を横にしましょう。
眠れるなら眠っていた方がいいです。

荷物が散らばらないように置き場所は確認しておき、部屋の隅などの流れにくい場所におきましょう。

深呼吸をして落ち着きましょう。

本を読んだりスマホを見たりすると余計に酔いますので大人しくしておきましょう。

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