ドミトリー、ゲストハウス、ホステルと呼ばれる施設の中には、長期滞在や居住用のところと短期宿泊などの旅行者用のところがあります。
本稿では後者の、一般の旅行者向けの宿であるドミトリーについて解説します。
格安なので、ライブ遠征でとにかく節約したい方にはうってつけです。
ドミトリーはどのように使えば良いのでしょうか。
ドミトリーはどのように使えば良いのでしょうか。
直訳としては「寮」という意味です。
ドミトリーが早くから多かった沖縄だと、宿の名前に「民宿」と付いていても相部屋中心でこの範疇に入る宿が多くあります。
ホテル代を節約したい人、とにかく泊まれればいい!という人や外国人には人気の格安宿です。
基本は相部屋で、共用設備を多くすることにより宿泊費を下げています。
ホテル代を節約したい人、とにかく泊まれればいい!という人や外国人には人気の格安宿です。
相部屋ですと一泊2,000演題前後の宿も珍しくありません。
では、ドミトリーをライブ遠征に使うための基本を解説しましょう。
このタイプの宿の特徴は、寝室も含めて共用部分が多いことです。
トイレは基本的に個室にはなく、共用です。
宿泊室は2段ベッドを並べたり、畳敷きの部屋で雑魚寝する相部屋が多いです。
個室はあってもビジネスホテルより設備は簡素でTVが個室にないところも多いです。
「TVがどうしても見たい」という人はイヤホンをしてスマホかタブレットで見る方が無難でしょう。
宿泊室は2段ベッドを並べたり、畳敷きの部屋で雑魚寝する相部屋が多いです。
相部屋は男女別になっていることも多いですが、男女混合の部屋もたまにあります。
(ミックスルームとも呼ばれます)
古い宿だと市販の二段ベッドを並べるだけのところも少なくないですが、新しいホステルだと作り付けの二段ベッド型ブースの中にスマホ充電可能なコンセントが設けられているところも増えました。
個室はあってもビジネスホテルより設備は簡素でTVが個室にないところも多いです。
「TVがどうしても見たい」という人はイヤホンをしてスマホかタブレットで見る方が無難でしょう。
バスタブのある浴室もないところが多く、共用シャワーだけがある宿が多数です。
寝巻きやアメニティは自分で持参のところも多くありますので、公式サイトで確認しておきましょう。
寝巻きやアメニティは自分で持参のところも多くありますので、公式サイトで確認しておきましょう。
その分お値段が安く、都市部でも相部屋なら一泊3,000円以内、地方だと安くて2,000円前後で泊まれるところも多いです。
このため外国人旅行客も多い傾向にあり、公式サイトにも英語案内が書いてあるところも普通にあります。
このため外国人旅行客も多い傾向にあり、公式サイトにも英語案内が書いてあるところも普通にあります。
普通のホテルや旅館と違い、専用の建物ではなくビルの1フロアのテナントで営業しているところも多いです。
リビング、洗濯のできるランドリー、TVを置いた談話室などが基本です。
PCでの作業や読書などに使えるデスクやコンセント、wi-fi付きの多目的スペースを設けているところもあります。
長期滞在者向けに自炊のできるキッチンを備えた宿もあります。
宿によっては、バーやカフェと兼業のところもあり食事をとることができる場合もあります。
いずれにしろこれも寝室同様宿ごとの違いがとても大きいので、公式サイトをよく確認しましょう。
最近は全国に多くできていますが、ライブ遠征会場に近いエリアでいえば京都市や那覇市、また東京の浅草付近に多数あります。
特に那覇市中心部にはとても多いですが、その分かなり競争率が激しく入れ替わりも多く、よく潰れます(苦笑)
そのため、沖縄のドミトリーに泊まりたいときは特に下調べはきちんとしましょう。
京都市では京都駅から徒歩圏内にも増えてきています。
特に那覇市中心部にはとても多いですが、その分かなり競争率が激しく入れ替わりも多く、よく潰れます(苦笑)
そのため、沖縄のドミトリーに泊まりたいときは特に下調べはきちんとしましょう。
京都市では京都駅から徒歩圏内にも増えてきています。
MOJOやミューズといったライブ会場から近い中京区付近、京都ミューズから歩いていける祇園エリアにもありますが、ここも那覇市同様競争が激化していて最近入れ替わりが激しくなって来ています。
福岡市中心部にもドミトリーが増えてきていますので、福岡ドームはもちろんBe-1やLOGOS遠征の時にも助かります。
最近は福岡市の宿が取りづらくなっていますが、ドミトリーならまだ取れることもあります。
上記の通り施設共用部分が多いですので、何にしても譲り合いや気遣いが大事です。
また、よくも悪くもオーナーの性格や主義が反映されやすく、個性的な部分が多い宿が多いです。
なので、遠征初心者よりもある程度慣れていて周辺の空気を読んで行動できる人向け、物怖じせず誰にでも話しやすい人向けの宿と言えます。
また、大きなロッカーなどないところも多いですから貴重品の管理は自己責任です。
また、よくも悪くもオーナーの性格や主義が反映されやすく、個性的な部分が多い宿が多いです。
古いドミトリーだと宿泊者同士の交流を推進する姿勢の宿も多いので、気の小さい人や引っ込み思案な人にはきついかもしれません。
なので、遠征初心者よりもある程度慣れていて周辺の空気を読んで行動できる人向け、物怖じせず誰にでも話しやすい人向けの宿と言えます。
また、大きなロッカーなどないところも多いですから貴重品の管理は自己責任です。
貴重品を入れる程度の小さなロッカーを備えた宿もあります。
宿の門限、喫煙場所といった決まりの差も結構大きいので、必ず宿の公式サイトは隅から隅まで熟読しましょう。
宿の門限、喫煙場所といった決まりの差も結構大きいので、必ず宿の公式サイトは隅から隅まで熟読しましょう。
特にライブ遠征だと遅く宿に戻ってくることが多いので門限が何時かは確認しましょう。
古くて汚いところと新しいところの格差も大きいので、公式サイトをみて「ちょっとなあ」と思ったらやめておいた方がいいです。
初心者の人はなるべく2010年以降くらいにオープンした新しいホステルにしましょう。
未成年の利用に関する規定は様々ですが、相部屋は未成年禁止が若干ビジホよりも率が高いかもしれません。
ドミトリー(ホステル)の増加に伴い、個性的なスタイルのホステルや各地にチェーン展開するところも増えています。
例えば、池袋や福岡に展開する「BOOK AND BED」は「泊まれる本屋」がコンセプトで、本棚の後ろにベッドが設けられていたりします。
福岡店は天神のパルコにありますので、Be-1にも近いですね。
また、カフェやバーを併設しておしゃれなインテリアに仕上げているところも増えています。
外国人旅行客へのもてなしとしては、インドネシアや中東からくるムスリム層に配慮して礼拝スペースを設けているドミトリーもあります。
個性派スタイルの好きな方は、自分に合う宿を探してみましょう。