楽しい飛行機でのライブ遠征旅行ですが、飛行機は特に安全に厳しい乗り物でもあります。
「機内に持ち込んではいけない」と法律で決まっているもの、制限があるものも多くあります。
ライブ遠征や夏フェス遠征にあたって、持って行くのに注意したほうがいいものは何でしょうか。
特にキャンプ宿泊する夏フェス遠征では、キャンプ用品に注意が必要です。
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キャンプサイトで調理したい時、ガスバーナーを持って行こうと思う方もいるかもしれません。
でも、飛行機は特に燃料や火器の運搬には厳しい制限がついています。
上空で燃料に引火して火を吹いたり爆発したら、下手すると機体ごと木っ端微塵になりかねないからです。
バーナー用の燃料はもちろんですが、殺虫剤のスプレーに酸素スプレーも機内持ち込み禁止になっています。
これらは手荷物預かりもできませんので、持ってきてしまったら放棄するしかありません。
ですから、キャンプインフェスに飛行機で参加したい時はこうした燃料やスプレー殺虫剤系は自宅から持って行かないほうがいいです。
本体だけを持参して現地についてからアウトドアショップなどで燃料だけを購入して、空になるまで使い切って捨ててから帰りましょう。
燃料以外のコンロや調理用ストーブの本体部分で、単独で発火できないものなら大丈夫な場合もありますので問い合わせてみましょう。
この場合、燃料だけを現地調達すればいいです。
ライジングサンで千歳経由で行く時でしたら、札幌市内に出ればアウトドアショップもありますから、そこで燃料を買って電車やレンタカーで会場まで移動すると良いでしょう。
フジロックでも現地受け取りができるレンタル業者もありますので、燃料やコンロはそういったものも活用しましょう。
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手荷物預けの時に、スーツケースの中に入れたりして預けることができても、ハンドバッグの中に入れて機内に持ち込むのはダメ、というものもあります。
これの代表格はハサミ。
私もうっかりハンドバッグに普通サイズのハサミを入れてしまって、やむなく放棄する羽目になりました。
眉毛切りの小さいハサミ1つくらいなら大丈夫なこともありますが、やはり手荷物には入れない方が無難です。
ハサミは預ける前に、キャリーバッグの中にしまっておきましょう。
ナイフやバットなどの凶器になりうるものは全般的に持ち込めません。
そして空間除菌グッズも持ち込めないものがあります。
「クレベリン」は名指しで禁止されています。
機内に持ち込むことは可能ですが、検査の時に念入りなチェックが入るものもあります。
ペットボトルの飲料は機械に通して念入りチェックすることがあります。
これは、酒瓶に液体爆弾を入れて持ち込まれた大韓航空機爆破テロ事件というものがありましたので仕方ありません。
足腰が悪く杖をついている人も、杖について「何も怪しいものが中に仕込まれていないか」ということで厳しくチェックする場合があります。
杖を使っている人は保安検査に早めに行くようにしましょう。
車椅子の人はできれば数日前までに事前連絡をしておき、どのようなタイプの車椅子を使い、どのくらいの支援が必要なのかも伝えて打ち合わせしましょう。
いつも使っている車椅子が持込めない場合もありますので、搭乗時や緊急時に必要な支援をしていただくためにもチケットを抑えたらすぐに連絡して相談するくらいが良いです。
リチウム電池を使っているものは、衝撃を与えると発火のリスクが高まります。
預けると貨物室に行きますから、貨物の積み込み時にどういう衝撃が加わるかは監視しきれません。
ですから、リチウム電池を使っているものを預ける時はしっかり電源を切るか、自分で持ち込むしかありません。
これに該当するのはモバイルバッテリーやスマホ・タブレット、ノートPCなどです。
バッテリーは重いから預けたいな、、という人も、着替えやプチプチで巻いて衝撃を和らげるようにしましょう。
お土産品でも、機内持ち込みの制限にかかってくる可能性があるものがあります。
強いお酒は制限対象になります。
ビールやワイン程度でしたらさほど問題になりませんが、アルコール度数70%を越えると機内持ち込みも預かりもできません。
国産のお酒ではここまでのレベルはそうそうありませんのでほとんど心配はないです。
欧米のスピリタスなどのお酒にはたまに80〜90%の度数のお酒がありますので海外遠征でお土産を買うときは気をつけましょう。
欧米のスピリタスなどのお酒にはたまに80〜90%の度数のお酒がありますので海外遠征でお土産を買うときは気をつけましょう。